でんでん子ども応援隊が目指すもの
あそこに行けば子育てのことなら何でも相談に乗ってくれる
問題解決につながるという「子育て支援のコンビニ」を
まちのあちこちに創っていきたい!
「つなげよう! 広げよう! 子どもを育てる場」
でんでん子ども応援隊は、東京の北のはずれ北区を拠点に活動しているNPO法人です。
NPO法人になったのは2008年ですが、活動スタートは1997年からです。
地元の保育園でのいじめ事件に接して、普段から大人どうしのつながりが希薄な地域社会ではお互いへの思いやりが失われて、子どもの世界の些細ないざこざでも深刻な事件に発展してしまうのだと不安を覚えました。当時5歳と2歳の子どもを育てていた私は、人々が交流し、豊かで温かい人間関係を結べる地域をつくり、その中で子育てをしたいとミニコミ誌「伝々ニュース」の無料配布しながら、自宅で寺子屋を始めました。
それから15年、この教室は、学力向上だけではなく、いじめ・不登校・学級崩壊・発達障害などの子ども達の問題に取り組みながら、学習を通じ子どもたちを支える子どもたちの居場所になってきました。
でんでん子ども応援隊のテーマは、生まれたばかりの赤ちゃんの育ちを応援し、幼児期の子どもの健やかさを支え、学童期の子どもの学びを助け、思春期の子どもの課題をフォローしていく活動です。それらの課題は地域の力によって解決していくべきものと、わたしたちは考えています。
子どもたちの伸びやかでみずみずしい感性に触れて、大人たちも教えられ成長していくことができる地域社会、つまり、支えられた人が支え手にまわり、それを次の世代に伝えていく、そんな地域の渦巻きを作りたいと思っているのです。
だから、でんでん子ども応援隊は、地域づくりと市民活動にこだわり続けるのです。地域のあちこちに、子どもたちのさまざまな課題に応えられる子育て支援の拠点をつくっていく活動に、これからも励みます。
特定非営利活動法人でんでん子ども応援隊
創立者(前任理事長):豊原 きよみ