ご協力のお願い-2013.3.4
特定非営利活動法人でんでん子ども応援隊
理事長 豊原きよみ
各位
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地域の力で子ども・子育て支援の活動を支えてください
賛助会員、ご寄付などでご協力のお願い
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謹 啓早いものでもう3月、春の音が近づいていています。皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。また、日ごろから当法人の活動にご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございます。
さて、当法人は2月26日、2012年度の第二回通常総会を開き、来年度(2013=平成25年度)の事業計画と収支予算を決めました。概要についてはこちらをご参照ください。
予算規模は本年度並の1800万円弱なのですが、大きな特徴は行政や諸機関からの助成金・補助金をいっさい受けずにすべて自主運営で会計を切り盛りし、次年度の事業資金を蓄えるゆとりのない厳しい計画となりました。
本年度までミニ保育事業(でんでん保育室)を支えてきた北区政策提案協働事業の補助金が「3年間の期間終了」ということでなくなったことが大きな要因ですが、これだけみなさまに受け入れられてきた事業を「補助金が出ないから中止する」とは、地域に立脚して活動をしてきた市民活動団体としては絶対に言うべきではないと考えて、昨年秋以来、2013年度事業をどのようにするのか、スタッフ会議を重ねてきました。
当該事業のミニ保育部会では、自分たちの報酬を削って事業の継続を図るべきだと全員一致しました。法人の事業基盤を作っている学習サポート部会でも、自らの報酬を削減し、サポート事業の収益をミニ保育の不足分に回すことを、これもスタッフ全員が気持ちよく了承してくれました。こうした自己努力の上で、ご利用のみなさまに若干の利用料値上げをお願いすることにして出来上がったのが2013年度事業計画と収支予算です。
従来は期限ギリギリになってようやく完成する予算書が、本年度はスタッフの集団的議論を経て、期限にゆとりを持って作ることができました。当法人はNPOの認証を得てから5年目を迎えていますが、このプロセスを踏めたことでいよいよ本当に、現場のスタッフが事業の運営を自ら担っていく「本物の市民活動体」になってきました。理事長として感銘を深くしています。応援してくださっている皆様には、是非、成長したでんでん子ども応援隊を見ていただきたいと思います。
しかし、その一方で、学習サポート教室の収益は、通ってくる子どもたちに還元するべきなのに、それができないことはとっても悔しく、申し訳ないことだと思っています。
当法人が行っている事業は、学習サポート事業でもミニ保育事業でも、もともと収益を求めることが難しい領域です。経営基盤を確立するためには、国や自治体の制度として確立した事業を受託することや独自の「コミュニティ・ビジネス」を模索して行かなければならないという大きな課題が突きつけられていることも事実です。
先の総会は、そうした次のステップへの模索を可能な限り行っていくということも含めて全会一致で2013年度の取り組みを決めました。
財政厳しい折、みなさまには是非、賛助会員(団体)になっていただく、ご寄付をお寄せいただくなど、いっそうのご支援を頂きたくお願い申し上げます。
すでに賛助会員になっていただいている方は、5月に予定している新年度総会後に改めて新年度賛助会費のお願いをさせていただきますが、寄付については年中受付しております。
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お振込みには、以下の郵便振替口座をご利用ください。
口座番号:00140-0-708003
口座名称(漢字):特定非営利活動法人 でんでん子ども応援隊
口座番号(カナ):トクヒ)デンデンコドモオウエンタイ -
みなさまのお志、よろしくお願いいたします。
- 敬 具